1: 動物園φ ★ 2013/12/30 10:24:14
米国道路安全保険協会(IIHS)が今年から実施している車両衝突テストで、現代
自動車と傘下の起亜自動車は1車種も最高等級の「優秀(Good)」判定を受けられ
なかったことが分かった。IIHSの衝突テスト結果は米国消費者が新車を購買する際
に安全性の尺度として用いる指標で、「優秀」「良好(Acceptable)」「普通(Ma
rginal)」「不良(Poor)」の4等級で示される。
IIHSは28日(現地時間)、2014年型の新車約180車種について前側面「スモール
オーバーラップ」テストを実施した結果、22車種が「優秀」判定を獲得したと発
表した。
スモールオーバーラップは運転席のフロント部分(前面部の左側25%)を時速4
0マイル(64キロ)で障害物に衝突させ、車の損傷具合や運転者(人形)の傷害レ
ベルなどを検証するテスト。これまでのテストは運転席フロント部分の40%を衝突
させるものだったが、今年からは電柱や木、ほかの車の一部との衝突などを想定
したこのテストを追加し、安全性要件をより厳しくした。
現代・起亜自は6車種がこのテストを受けたが「優秀」判定は1台もなく、「良
好」も現代自の「エラントラ(韓国名:アバンテ)」と起亜自の「オプティマ(韓
国名:K5)」だけだった。主力車種の「ソナタ」は「普通」で、競合車種となる
ホンダの「アコード」(優秀)やトヨタ自動車の「カムリ」(良好)に及ばなかっ
た。現代自の「ツーソン」と起亜自の「K3」「スポーテージ」はいずれも「不良」
と判定された。現代自は「新型『ジェネシス』からはスモールオーバーラップテス
トに備えて車体の強度を高める」としている。
一方、現代自グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は28日、現代自の米国法
人を5年間率いてきたジョン・クラフチック社長を解任し、デイブ・ズコフスキー副
社長を新社長に任命した。同社関係者は「クラフチック社長の在任中にシェアとブ
ランド知名度は大幅に上昇したが、先の安全問題などへの対応が不十分だったとの
指摘があった」と、交代の背景を説明した。
キム・ウンジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/30/2013123000537.html
自動車と傘下の起亜自動車は1車種も最高等級の「優秀(Good)」判定を受けられ
なかったことが分かった。IIHSの衝突テスト結果は米国消費者が新車を購買する際
に安全性の尺度として用いる指標で、「優秀」「良好(Acceptable)」「普通(Ma
rginal)」「不良(Poor)」の4等級で示される。
IIHSは28日(現地時間)、2014年型の新車約180車種について前側面「スモール
オーバーラップ」テストを実施した結果、22車種が「優秀」判定を獲得したと発
表した。
スモールオーバーラップは運転席のフロント部分(前面部の左側25%)を時速4
0マイル(64キロ)で障害物に衝突させ、車の損傷具合や運転者(人形)の傷害レ
ベルなどを検証するテスト。これまでのテストは運転席フロント部分の40%を衝突
させるものだったが、今年からは電柱や木、ほかの車の一部との衝突などを想定
したこのテストを追加し、安全性要件をより厳しくした。
現代・起亜自は6車種がこのテストを受けたが「優秀」判定は1台もなく、「良
好」も現代自の「エラントラ(韓国名:アバンテ)」と起亜自の「オプティマ(韓
国名:K5)」だけだった。主力車種の「ソナタ」は「普通」で、競合車種となる
ホンダの「アコード」(優秀)やトヨタ自動車の「カムリ」(良好)に及ばなかっ
た。現代自の「ツーソン」と起亜自の「K3」「スポーテージ」はいずれも「不良」
と判定された。現代自は「新型『ジェネシス』からはスモールオーバーラップテス
トに備えて車体の強度を高める」としている。
一方、現代自グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は28日、現代自の米国法
人を5年間率いてきたジョン・クラフチック社長を解任し、デイブ・ズコフスキー副
社長を新社長に任命した。同社関係者は「クラフチック社長の在任中にシェアとブ
ランド知名度は大幅に上昇したが、先の安全問題などへの対応が不十分だったとの
指摘があった」と、交代の背景を説明した。
キム・ウンジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/30/2013123000537.html