1: 2018/02/01(木) 16:14:22.89 ID:CAP_USER9
平成29年の自動車大手7社の株価騰落率
成熟した業界で競争も厳しく、飛躍的な成長が難しい自動車業界で昨年、株価が6割近く上昇した大手メーカーがある。平成29年4~9月期に過去最高益を更新したスズキだ。株価上昇率はトヨタ自動車の12倍。市場拡大が見込まれるインドでの販売好調が、投資家から高く評価されたようだ。電気自動車(EV)などへの対応が課題だが、インドではトヨタと組んで投入する計画も打ち出した。30年以降も“快進撃”が続くかが注目される。
上場する国内自動車大手7社の29年末の株価を1年前と比べると、4.9%上昇したトヨタ自動車などプラスが4社。新車の無資格検査問題が発覚した日産自動車(4.4%下落)、SUBARU(スバル、24.9%下落)など3社がマイナスと明暗が分かれた。この中で、プラス58.8%と飛び抜けた実績を残したのがスズキだった。
昨年11月、スズキが発表した29年4~9月期連結決算の内容は、非の打ち所がないものだった。増収増益で、売上高と営業・経常・最終の各利益が過去最高。営業利益は1729億円で、前年同期からの増加率は49.7%に達した。
牽引(けんいん)したのは、スズキにとって“牙城”とも言えるインドでの四輪車の販売だ。販売台数は前年同期比17.1%増の82万6000台と、これも過去最高。小型車の「バレーノ」「ビターラ・ブレッツァ」のほか、「スイフト」のセダンタイプである「ディザイア」は29年5月の投入から5カ月半で10万台を販売した。鈴木俊宏社長は「インドさまさまで救われている」と振り返った。
この決算を受けて、野村証券はリポートで、「スズキはインドで製品面、販売面で他社を大きく引き離しており、市場拡大の追い風を強く受けるだろう」と指摘した。
スズキは、インド政府の「国民車構想」に応じて昭和56年に進出しており、インドで確固たる地位を築いたのは昨日や今日のことではない。しかし、株式市場は実際の好業績をみて、スズキの持つ優位性を改めて認識した格好だ。インド自体の成長性もさることながら、潜在的な大市場であるアフリカ・中近東への輸出でも、インドには橋頭堡(きょうとうほ)としての魅力がある。
社長時代にインド進出の指揮を執った鈴木修会長が豪快な人柄で知られる一方、「冷静沈着」と評される長男の俊宏社長は、最高益にも淡々としていた。会見では、「こういう決算だから安心という思いはない。過去最高の収益は喜ばしいが、課題としてはEV、ハイブリッド車(HV)へのシフト。自動車産業がどうなっていくか見極めていかなければならない」と述べた。
インドで急激にEVシフトが進み、それに取り残されれば、スズキにとっての強みは一転して弱点となりかねない。何でもいいからEVを開発すればいいというわけではなく、「お客に受け入れられる価格で提供しなければならず、研究開発費が収益を圧迫する」(俊宏社長)という難しさがあるのだ。
インドのナレンドラ・モディ首相は昨年、EV化の推進を打ち出しており、スズキも当然、対応が迫られる。インドも中国と同じく、EVシフトを自国産業の育成に利用したいという思惑があるとみられ、政府による大規模な実証実験でパートナーに選ばれたのは、民族系メーカーのマヒンドラ&マヒンドラだった。
そしてスズキは昨年11月、トヨタと協力してインド市場向けのEVを平成32年ごろに投入すると発表した。トヨタは、スズキが開発してインドで生産・販売するEVに技術支援する。自動車に通信機器を搭載して幅広いサービスを行う技術の提供を想定するという。スズキはトヨタにこのEVを供給し、トヨタも自社ブランドで販売する。
「スズキでも一番が取れる国があるということを見せたかった」(修会長)という思いで進出し、成功したインドでトヨタと組むことに、スズキ首脳に複雑な思いがあったことは想像に難くない。しかし、電動化で出遅れているスズキにとって対応は急務。インドでの事業を強化したいトヨタと思惑が一致したようだ。奥田碩(ひろし)社長時代、トヨタの小型車「ヴィッツ」と子会社のダイハツ工業の軽自動車による“両面作戦”で窮地に追い込まれたスズキだが、過去の確執を乗り越え、昨年2月にトヨタとの業務提携の検討を発表していた。
2018.2.1 12:00
産経ニュース
http://www.sankei.com/economy/news/180201/ecn1802010002-n1.html
成熟した業界で競争も厳しく、飛躍的な成長が難しい自動車業界で昨年、株価が6割近く上昇した大手メーカーがある。平成29年4~9月期に過去最高益を更新したスズキだ。株価上昇率はトヨタ自動車の12倍。市場拡大が見込まれるインドでの販売好調が、投資家から高く評価されたようだ。電気自動車(EV)などへの対応が課題だが、インドではトヨタと組んで投入する計画も打ち出した。30年以降も“快進撃”が続くかが注目される。
上場する国内自動車大手7社の29年末の株価を1年前と比べると、4.9%上昇したトヨタ自動車などプラスが4社。新車の無資格検査問題が発覚した日産自動車(4.4%下落)、SUBARU(スバル、24.9%下落)など3社がマイナスと明暗が分かれた。この中で、プラス58.8%と飛び抜けた実績を残したのがスズキだった。
昨年11月、スズキが発表した29年4~9月期連結決算の内容は、非の打ち所がないものだった。増収増益で、売上高と営業・経常・最終の各利益が過去最高。営業利益は1729億円で、前年同期からの増加率は49.7%に達した。
牽引(けんいん)したのは、スズキにとって“牙城”とも言えるインドでの四輪車の販売だ。販売台数は前年同期比17.1%増の82万6000台と、これも過去最高。小型車の「バレーノ」「ビターラ・ブレッツァ」のほか、「スイフト」のセダンタイプである「ディザイア」は29年5月の投入から5カ月半で10万台を販売した。鈴木俊宏社長は「インドさまさまで救われている」と振り返った。
この決算を受けて、野村証券はリポートで、「スズキはインドで製品面、販売面で他社を大きく引き離しており、市場拡大の追い風を強く受けるだろう」と指摘した。
スズキは、インド政府の「国民車構想」に応じて昭和56年に進出しており、インドで確固たる地位を築いたのは昨日や今日のことではない。しかし、株式市場は実際の好業績をみて、スズキの持つ優位性を改めて認識した格好だ。インド自体の成長性もさることながら、潜在的な大市場であるアフリカ・中近東への輸出でも、インドには橋頭堡(きょうとうほ)としての魅力がある。
社長時代にインド進出の指揮を執った鈴木修会長が豪快な人柄で知られる一方、「冷静沈着」と評される長男の俊宏社長は、最高益にも淡々としていた。会見では、「こういう決算だから安心という思いはない。過去最高の収益は喜ばしいが、課題としてはEV、ハイブリッド車(HV)へのシフト。自動車産業がどうなっていくか見極めていかなければならない」と述べた。
インドで急激にEVシフトが進み、それに取り残されれば、スズキにとっての強みは一転して弱点となりかねない。何でもいいからEVを開発すればいいというわけではなく、「お客に受け入れられる価格で提供しなければならず、研究開発費が収益を圧迫する」(俊宏社長)という難しさがあるのだ。
インドのナレンドラ・モディ首相は昨年、EV化の推進を打ち出しており、スズキも当然、対応が迫られる。インドも中国と同じく、EVシフトを自国産業の育成に利用したいという思惑があるとみられ、政府による大規模な実証実験でパートナーに選ばれたのは、民族系メーカーのマヒンドラ&マヒンドラだった。
そしてスズキは昨年11月、トヨタと協力してインド市場向けのEVを平成32年ごろに投入すると発表した。トヨタは、スズキが開発してインドで生産・販売するEVに技術支援する。自動車に通信機器を搭載して幅広いサービスを行う技術の提供を想定するという。スズキはトヨタにこのEVを供給し、トヨタも自社ブランドで販売する。
「スズキでも一番が取れる国があるということを見せたかった」(修会長)という思いで進出し、成功したインドでトヨタと組むことに、スズキ首脳に複雑な思いがあったことは想像に難くない。しかし、電動化で出遅れているスズキにとって対応は急務。インドでの事業を強化したいトヨタと思惑が一致したようだ。奥田碩(ひろし)社長時代、トヨタの小型車「ヴィッツ」と子会社のダイハツ工業の軽自動車による“両面作戦”で窮地に追い込まれたスズキだが、過去の確執を乗り越え、昨年2月にトヨタとの業務提携の検討を発表していた。
2018.2.1 12:00
産経ニュース
http://www.sankei.com/economy/news/180201/ecn1802010002-n1.html
まとめサイト速報+
2: 2018/02/01(木) 16:17:34.94 ID:BJQXulTP0
最近のスズキ車はいかしてるからな
5: 2018/02/01(木) 16:21:01.19 ID:Hh+FRiFS0
マルチス・ズッキの車って、何ぞ?と思ったら、マルチ・スズキだった。
10: 2018/02/01(木) 16:31:40.52 ID:v6HgN5co0
小型車だから
11: 2018/02/01(木) 16:38:36.69 ID:wmYK6oLy0
次のモデルチェンジ時にジムニーバンも出してよ。
12: 2018/02/01(木) 16:39:19.72 ID:vXRI114k0
各メーカー同じ顔したなか、スズキのバラバラ顔は評価する
17: 2018/02/01(木) 16:45:20.99 ID:4DO2R7E30
小型車のエンジンは、ホンダとスズキは、少しトルクが大きいかな。
ボディーが軽い効果も合わさって、スズキが軽快な一方で
スズキ以外は、重荷負ってウーウー唸ってる感がある
ボディーが軽い効果も合わさって、スズキが軽快な一方で
スズキ以外は、重荷負ってウーウー唸ってる感がある
22: 2018/02/01(木) 16:54:19.25 ID:LkoAu0oJ0
スイフト13年乗ってるので、スズキは応援してるよ。
買い換えない客だけどなw。
大きな故障もしなかったし、外観もまだイケるしw。
買い換えない客だけどなw。
大きな故障もしなかったし、外観もまだイケるしw。
23: 2018/02/01(木) 16:57:59.07 ID:34rq4XhO0
本当に東南アジアでスズキのでかいミニバンとかが
バンバン走ってるのには驚く
バンバン走ってるのには驚く
25: 2018/02/01(木) 17:03:52.04 ID:HqwQuVdl0
途上国で強いってのがいいな
まだ伸び代あるってことだ
まだ伸び代あるってことだ
27: 2018/02/01(木) 17:14:50.77 ID:uiozuh3o0
これからはインドの時代。10年後にはインドの人口は中国を抜く。
28: 2018/02/01(木) 17:17:29.20 ID:XpSo+v/N0
インドみたいにガチでエアコンが効かないと車が売れない国でEVとか可能か?充電インフラとか地方にあるのか?
29: 2018/02/01(木) 17:24:40.21 ID:vNE4wn670
だからツインの後継を出せとあれほど
30: 2018/02/01(木) 17:26:59.55 ID:9gqbgi7O0
日本でイケてないとされるメーカほど中身があるという事実
56: 2018/02/02(金) 17:14:23.63 ID:ENXf+7mg0
>>30
なにかと目の敵にされるグローバル企業だが、それだけ中身のある仕事ができているということ。
どうしても特定国向けラインナップは弱くなるが、国産ケータイの末路を見ればさしたる問題ではない。
なにかと目の敵にされるグローバル企業だが、それだけ中身のある仕事ができているということ。
どうしても特定国向けラインナップは弱くなるが、国産ケータイの末路を見ればさしたる問題ではない。
32: 2018/02/01(木) 17:38:54.69 ID:FDtZXKh+0
ハスラーのリッターカーは、アジアと欧州戦略だろうな
マルチスズキがアフリカに積極的に進出したら
マジで世界一の販売台数になるんとちゃうか
マルチスズキがアフリカに積極的に進出したら
マジで世界一の販売台数になるんとちゃうか
33: 2018/02/01(木) 17:40:14.77 ID:CFyagaQW0
インドの映像をユーチューブで見ることあるが、車が走るとかいう状態じゃねーぞあれ
34: 2018/02/01(木) 17:56:59.52 ID:yX+BI26l0
>>33
アメ横の映像を観て日本を判断する人?
アメ横の映像を観て日本を判断する人?
36: 2018/02/01(木) 18:07:47.53 ID:RznbxF2u0
>>33
今日ヤバイ奴に会ったってやつ?
あの動画大好き!
インドはスズキ車ばっかり走ってるよね
今日ヤバイ奴に会ったってやつ?
あの動画大好き!
インドはスズキ車ばっかり走ってるよね
46: 2018/02/02(金) 01:03:08.82 ID:yJ+lM8mZ0
>>36
それ
ププ―ププ―てひっきりなしにクラクションで全然車進んでねえぞっていう
それ
ププ―ププ―てひっきりなしにクラクションで全然車進んでねえぞっていう
35: 2018/02/01(木) 17:58:12.58 ID:XK4QpPOL0
鈴木会長が、ずっと元気なら好調が続くだろう。
37: 2018/02/01(木) 18:14:16.47 ID:hWz6EVUe0
値上がり前に買ったけど、含み益が凄い事になった。
でも配当がしょっぱいのはスズキらしい。
でも配当がしょっぱいのはスズキらしい。
39: 2018/02/01(木) 22:27:27.82 ID:RNfQkp+V0
インドでスズキは国民車と呼ばれてる
インド2018年1月新車販売
マルチ・スズキ 139,189 133,768 4.1%
タタ N/A N/A -%
マヒンドラ 42,995 32,906 30.7%
現代 N/A N/A -%
トヨタ 12,351 10,336 19.5%
フォード N/A N/A -%
インド市場ってこの6車以外は車が売れない
その中でもスズキの占めるシェアは5割近い(もう圧倒的)
インド2018年1月新車販売
マルチ・スズキ 139,189 133,768 4.1%
タタ N/A N/A -%
マヒンドラ 42,995 32,906 30.7%
現代 N/A N/A -%
トヨタ 12,351 10,336 19.5%
フォード N/A N/A -%
インド市場ってこの6車以外は車が売れない
その中でもスズキの占めるシェアは5割近い(もう圧倒的)
40: 2018/02/01(木) 22:30:43.91 ID:Ov8ecjyD0
他のメーカーはアメリカばかり見ているから車がでかくなりすぎ
44: 2018/02/01(木) 22:39:53.29 ID:WPh3RQRG0
スズキ&トヨタのEV化でFCVは完全に終わりだな。
良きかな良きかな。
良きかな良きかな。
45: 2018/02/01(木) 22:40:19.43 ID:hWz6EVUe0
世界では貧乏な客が大多数だから、時代がスズキに追いついて来ただけ
47: 2018/02/02(金) 01:08:27.17 ID:PNrmtOov0
一番生きのいいメーカーはスズキだろ。
ここ数年で出たすべての車は、欲しいと思わせる魅力を持ってる。
ここ数年で出たすべての車は、欲しいと思わせる魅力を持ってる。
59: 2018/02/02(金) 17:51:49.52 ID:8xiLTzJj0
誰も行かない時にリスクを取ってインドに出て行ったのがスズキだからね
安倍総理が訪問した時もパレードに使った車はスズキの”ジムニー”だったしね
安倍総理が訪問した時もパレードに使った車はスズキの”ジムニー”だったしね
61: 2018/02/02(金) 20:29:40.95 ID:J4w7EaQ50
日本のインドビジネスで成功したのはこの人しかしらん。
66: 2018/02/02(金) 23:39:14.93 ID:C94t2H550
ずっとインドでやってきたんだもんな
長期的な戦略、敬服します
長期的な戦略、敬服します
引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1517469262/
コメント
コメント一覧 (13)
日本で昇降機の事を「エレベーター」って呼んでいるようなもん。
今のこのご時世、電動化ゼロはヤバ過ぎ
勉強になった。
感謝。
自衛隊みたいなもんで、ジムニー見たいな悪路専用車が活躍するような事態国内に少ない事が1番とは思うが、SUZUKIはもっとジムニーの凄さを宣伝しといた方が良い。
あんなに軽量化できるんだろうかねぇ?
スイフトと同じクラスの
ヴィッツ、フィット、デミオ比べると
200kg弱重さが違うんだよな。
まぁ、その分、
防音性とか衝突安全性が損なわれているのは
厳然たる事実なんだろうが。
その点の物理的な壁は高張力鋼を使っているから云々では
絶対に乗り越えられないだろうから。
でも軽さは正義だよ、
燃費にダイレクトに反映される。
発展途上国じゃ正直
衝突安全性は2の次だろうし。
マイルドハイブリッド技術なんかも
普通にハイブリッド名乗ればいいのに、
とは思うけれど
ハイブリッドとは差別化している点は
好感が持てる。
ただのシリーズハイブリッド方式を
全く新しい電気自動車、
なんて詐欺まがいの宣伝している
自動車メーカーに聞かせてやりたいね。
少し前に似たような事をトヨタがやってた。
結果、アメリカでカムリがアコードやらパサートやらと比較して安全性ボロクソで叩かれまくって販売に響いてやらなくなった。スズキはめんどくさいアメリカから撤退して開発全体を見直した。
それに世界的に見てもスズキより軽い車は中国やインドを始め実際数多くある。でも利益を出せる車格を買う消費者は選ばないんだよ。軽さは正義だけど安全は絶対なの。
スバルやマツダではここまで成功出来なかったと思う
今更中国に投資しても遅いし、日本の外交考えてもインドは押さえたい筈だし。
実質的な核保有国で、中国を挟んだ反対側だからね。
エレベーターは元はアメリカの企業の名前。今はシンドラー社という名前だけど。
当時昇降機を作っている最大手かつ最古だったからいつのまにか固有名詞より企業名のほうが浸透した前例。
同様にインドで車といえば最大手かつ最古がスズキだから国民は車といえば皆スズキだと思っている、て事。
あと今のスズキのデザインや走りの良さには先代社長の小野浩孝氏の貢献も大きいんだよな。
小野氏の死去後も彼の志を守っているのが偉いところだ
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※荒らし対策に「削除・NGワード・一時的な承認制」を行い対応しています。※
※関係ない皆様にはご不便をおかけして、申し訳ありません。※