1: 2017/09/07(木) 21:54:17.37 ID:CAP_USER9

◆世界初の技術に世界のメディアが大注目

マツダは9月上旬、ドイツのフランクフルト郊外にあるマツダ・モーター・ヨーロッパ(MME)の研究開発拠点で、グローバル次世代技術フォーラムを実施した。

これは、8月8日に都内で開催した、マツダ技術開発長期ビジョン説明会を受けて、世界各国のメディアに対して同社の次世代技術を実体験してもらう場である。

目玉となったのは、やはり「SKYACTIV-X」だ。

フォーラムの具体的な内容は、最初にマツダの技術系担当役員4名による合計1時間15分間のプレゼンテーション。次に、直列4気筒・排気量2.0リットルのSKYACTIV-Xを搭載した、第二世代のSKYACTIV ボディ&シャーシの実験車両で一般道路と速度無制限のアウトバーンを走行した。

実験車両は現行のCセグメントセダンの『アクセラ』に仮装され、マニュアルミッション車とオートマチックミッション車ぞれぞれを1時間づつ運転した。

試乗後は、エンジンと車体について30分間づつ、担当役員と1対1での意見交換を行った。

◆SKYACTIV-Xに世界の注目が集まる理由

試乗の感想を紹介する前に、どうしてSKYACTIV-Xが世界中から大きな注目を集めているかを説明したい。

SKYACTIV-Xの最大の特徴は、マツダがSPCCI(スパーク・コントロールド・コンプレッション・イグニッション:火花点火制御圧縮着火)と呼ぶ燃焼方式だ。

圧縮着火は、一般的にはディーゼルエンジンで採用されている方式。シリンダー気筒内の圧縮比を高めることでシリンダー気筒内の空気が高温となり、そこにディーゼル燃料を噴射することで一気に燃焼して大きなトルクを生む。この原理をガソリンで行う場合、シリンダー気筒内の空気と混ざるガソリンの量を少なくし、混合気を極めて薄くして燃焼させる必要がある。これを、一般的にリーンバーンと呼ぶ。リーンバーンによって、シリンダー気筒内の燃焼温度は下がることで、低燃費かつ高性能というエンジン開発のキモとなる各種の要因が相乗効果によって良い方向へと向かう。

こうしたガソリンエンジンによるリーンバーンをエンジンの低回転域から高回転域まで確実を行うためには、シリンダー気筒内の燃焼状況を確実に制御しなければならない。この制御とは具体的に、一般的なガソリンエンジンのように点火プラグを用いて、最適な圧縮点火を実現するものだ。

つまり、SKYACTIV-Xは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの理論が融合した、究極の内燃機関だといえる。

no title


また、補機類としては、リーンバーンを最適化するために高圧の空気を送る、高対応エアサプライを用いた。駆動力をエンジンのクランクシャフトから取っているため、技術的にはスーパーチャージャーだが、一般的なスーパーチャージャーが低回転域でのトルクを増大させるのが目的なのに対して、SKYACTIV-Xではあくまでもリーンバーンを正確に行うことが目的だ。

この他、低回転域での燃費を向上させるため、今回の実験車両はエンジンの回転力を補助するモーターが装着されており、技術的な車両分類ではマイルドハイブリッド車になる。

こうした各種の構成部品を見ると、SKYACTIV-Xはかなり割高なエンジンに思えるが、欧州、アメリカ、そして中国でこれから厳しさが増すCO2規制や企業間平均燃費(CAFE)をクリアするためには、マツダとして絶対に必要な投資だといえる。

マツダの発表資料によると、現行のガソリンエンジンSKYACTIV-Gと比べて、エンジン単体の燃費率は最大で20~30%改善され、ディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dと同等以上の燃費率だという。

SKYACTIV-Xに似た燃焼方式では、HCCI(ホモジェーネアス・チャージド・コンプレッション・イグニッション:予混合圧縮着火)という理念で独ダイムラーが2007年にコンセプトモデルに搭載して発表するなどの事例があるが、どの自動車メーカーも量産までには至っていない。

>>2以降に 続く

配信2017.9.7 Thu 7:15
レスポンス
https://s.response.jp/article/2017/09/07/299463.html


まとめサイト速報+

2: 2017/09/07(木) 21:54:29.77 ID:CAP_USER9

>>1 続き

◆次世代プラットフォームとSKYACTIV-Xの絶妙なマッチング

no title


まず、マニュアルトランスミッション車に試乗した。市街地の走行では、SKYACTIV-G 2.0リットルの現行アクセラと比べて、低回転域から中回転域までしっかりしたトルク感があるが、SKYACTIV-Dのターボによるド太いトルク感とは違う。

SKYACTIV-Gと大きな違いを感じたのは、緩やかな登り坂での加速だ。ギアをシフトアップしていくと、クルマ全体がドンドンと加速する。その加速感はミッションのギアによって引っ張り上げられているのではなく、エンジン自体の伸びやかさに起因する。つまり、中回転域から高回転域で芳醇なトルクを感じるのだ。

そして、なんとも表現が難しいのが、乗り心地とハンドリングだ。あえて言葉にすると、『まったり』『やさしい』という曖昧な表現になってしまうのだ。

no title


この第二世代SKYACTIVボディ&シャーシの開発コンセプトは、『人間中心の発想』。これは、人間が歩く際の動的バランスを、クルマの運転における理想の状態として再現するというものだ。

そのために、着座した際、脊髄のSカーブの維持によって骨盤を立てることで、自動車技術領域では『ばね上』と呼ぶ車体のサスペンションより上部の動きとシートの動きを一体化した。さらに、ボディを多方向の環状構造とすることで、力の伝達の遅れを減らした。

加えて、サスペンションより下の『ばね下』への力の入力を滑らかにした。

この結果、どうなるかというと、まさに運転者とクルマが『人馬一体』となる。マツダの開発陣はこの実験車両の乗り味について「クルマの存在を忘れてしまうような感覚」と表現する。

こうして、マツダの次世代技術が満載したエンジンと車体が生み出したクルマは、筆者がこれまでに経験したことのない、不思議な感覚の乗り物だった。

それでも、今回の実験車両はまだまだ粗削りの状態。2019年に量産される時には、さらなる進化を見せていることだろう。



4: 2017/09/07(木) 21:55:28.87 ID:ThEOGdm+0

もう近い将来すべてEVになるというのに


60: 2017/09/07(木) 22:20:54.58 ID:qlQ38VYk0

>>4
それはない。
EVが繁栄するのは都会、狭い閉鎖エリアだけ。
都会の台数が多いから割合が高いってだけで。


115: 2017/09/07(木) 23:09:25.91 ID:sBKolVKD0

>>4
電池用の金属足りないって話はどう解決するのかね


7: 2017/09/07(木) 21:56:41.66 ID:DV8KxU410

ディーゼルなんてもうほとんど採用してない


14: 2017/09/07(木) 21:59:34.66 ID:eQf5i/jr0

昔はホンダがこういうの先駆けてたのにな。


343: 2017/09/08(金) 02:50:34.49 ID:v0feT3N60

>>14
ホンダとマツダ、どうして差が付いたのか?
慢心、環境の違い。


353: 2017/09/08(金) 03:26:44.35 ID:k4l8lVb90

>>343
ミニバン美味しいです
あ、F1のエンジンも作ってます


42: 2017/09/07(木) 22:13:35.05 ID:dIQoJLpb0

ディーゼルと同じ原理なら、ススが凄そうだな


44: 2017/09/07(木) 22:13:53.25 ID:z1v1gVuo0

マツダのエンジンが長続きする未来が見えない


62: 2017/09/07(木) 22:21:34.94 ID:z5IUWmke0

>>44
いまだにロータリーエンジン使ってレースやってたりするんやで


246: 2017/09/08(金) 00:50:43.90 ID:i5hcaInS0

>>62
本当にそれは未だにってだけだからな


45: 2017/09/07(木) 22:14:08.93 ID:q0+tSkZc0

こんなのステマだろ


69: 2017/09/07(木) 22:26:01.10 ID:mTROvRHu0

まぁ、マツダすげーってなってるけど、実質現行のディーゼルエンジンで全域で排ガス規制クリアできてるのマツダだけだからな。
その技術の応用のHCCIの実用化はマツダが一番なのは当たり前。
ディーゼル規制すらクリア出来ない欧州車はEVへ逃亡。スバルもディーゼルで勝ち目がないと白旗。
本当に固体電池が出来てEVの時代が来ても大丈夫なようにトヨタと提携。

マツダきたな。


88: 2017/09/07(木) 22:49:34.60 ID:8Mfg3YPqO

>>69
ディーゼルを使う必要が無いだろう


89: 2017/09/07(木) 22:50:06.04 ID:+uNwJkPD0

ロータリーエンジンを開発した時も相当注目されたよな。


90: 2017/09/07(木) 22:50:20.00 ID:Gs9f5RzL0

エンジンとかそういうのは好きだけど、車種がなぁ
コンパクトカーでは初代デミオみたいな荷物乗せやすいデザインのが欲しい


96: 2017/09/07(木) 22:57:05.87 ID:iMvwA41L0

>>90
デミオは、初代が良かったね。
それ以降は、角がなくなって運転が難しいだろうな。


267: 2017/09/08(金) 01:09:19.94 ID:o0QbbYOO0

>>96
初代デミオはミニミニミニバンだからな
あれはあれで良かったが
今はそれはフィットが一手に引き受けてる

現行のデミオはドライバーズカーとして
めちゃめちゃいいクルマだよ
乗っててものすごく楽しい


101: 2017/09/07(木) 23:00:59.34 ID:BYWC5HJc0

マツダがパワートレインとデザインに力を入れて頑張ってるのは良く分かる
ただ、あのエンブレムはダサい
ユーノスのエンブレムを復活させてくれ


103: 2017/09/07(木) 23:01:48.00 ID:QB9tJeEC0

マツダのデザインは
FC、NAロードスターがええな
FDあたりから無駄にスメヌメしだした


126: 2017/09/07(木) 23:22:42.69 ID:iFO1JP9R0

素晴らしい


127: 2017/09/07(木) 23:24:04.37 ID:tzK+nsUr0

ディーゼル不正のとばっちり受けたマツダ
カワイソス


135: 2017/09/07(木) 23:27:56.21 ID:iMvwA41L0

ディーゼルに関していうと、マツダが世界で最先端だよ。
ドイツ車が、トヨタのハイブリットに対抗してインチキやっただけで。
煤が溜まるのはドイツ車も同じで、マツダ以下。


193: 2017/09/07(木) 23:57:57.25 ID:O3305+WU0

>>135
最先端って言ったら語弊があるな
最先端じゃ無いからこそ後出しジャンケンになってるってだけ


138: 2017/09/07(木) 23:29:04.49 ID:5XHTOzTP0

EV勢としてはこういうのは潰したいだろな


145: 2017/09/07(木) 23:36:12.11 ID:FUI0bC4y0

へー世界がー(棒


152: 2017/09/07(木) 23:39:23.56 ID:qFEJ8udB0

将来すべてEVになるとは思えないけど、
マイルドハイブリッドではなく、PHV技術がないと、米国では商売できなくなるぞ


156: 2017/09/07(木) 23:39:47.74 ID:Q7OAsiwr0

どう足掻いても、EVが主流になることは無い。
今のEV騒動はビットコイン詐欺に近い。

10円玉と1円玉。

この意味が分かれば、自ずと答えが出る。


158: 2017/09/07(木) 23:41:09.42 ID:KWIBBFP40

お前ら今のスカイアクティブが出るときも
圧縮比14、燃費リッター30kmなんて大嘘!マツダにそんな技術力は無い!トヨタホンダ日産に出来ないのにマツダに出来るはずがない!
って連呼してたよな


160: 2017/09/07(木) 23:42:25.80 ID:kbdSkl1o0

EV車アホみたいに高すぎるし
俺は環境汚染しながら安いガソリン車で好きなだけ走りますんで
バッテリーが安くて長距離走れるようになってから起こして


163: 2017/09/07(木) 23:45:18.67 ID:GToJxpXS0

メディアがいくら絶賛しようがマツダの株は上がらない
マツダも早くEVに転換すべし


282: 2017/09/08(金) 01:31:35.56 ID:6tsdgdsA0

EVガーの馬鹿は消えてくれ
関係ないから


285: 2017/09/08(金) 01:33:30.49 ID:8YDmxPHf0

注目されてねーよ


300: 2017/09/08(金) 01:38:56.87 ID:6tsdgdsA0

クリーンなディーゼル車は欧州にはない
日本にしか作れなかった


305: 2017/09/08(金) 01:42:56.69 ID:6tsdgdsA0

SKYACTIV-Xはエンジンだけでも燃費性能30%アップ、トルク性能30%アップ
とんでもない技術



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1504788857/